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2020.5の報告

5月が終わり、梅雨に突入しました。

妊娠率はぐんと下がってきましたが、産後の猫さんが増えてきました。

また、生後3か月前後頃の子猫さんもぞくぞくやってくる時期です。

早期不妊手術のメリット、いろいろな先生が書かれていますので

ぜひ一度チェックしてみてください。

今、この瞬間、「いずれしよう」と思っているのであれば、早いに越したことはないです。

↓ 体重1キロの兄弟猫さん。手術後4時間でごはんも食べて、元気にお迎えを待っています^^

 

先月の報告です。

□■□ 2020.5月の報告 □■□   

5月の手術数 576匹   

内訳)   去勢手術(オス) 263匹   

     避妊手術(メス) 305匹   

     (うち妊娠 83匹、妊娠率 27%)      

     耳カットのみ  8匹

5月の 捕獲数  116匹   

   送迎件数 110件

この、「耳カットのみ」の項目。

病院に来て、鎮静を入れてお腹の毛を剃ったところで以前手術を受けた傷跡が発見されるケース。その他にも不妊手術を受けている猫であることを推察する条件はありますが、結果、それが分からず連れてこられたケースです。

開院直後からカウントすると、総勢491匹もいました。(2015年~2020年)

これだけ多くの子が、カットがあれば、再度鎮静をかける必要がなく、もっといえば捕獲され、病院にこなくてよかった子たちです。

お外の猫さんたちだけでなく、最近では災害時に備え、脱走時に備え、と家猫さんでもカットを入れられる方が増えてきました。

 

麻酔のかかっている状態で、耳先を少しvの字にカットする「耳カット」。

手術の時ぐらいしか入れるタイミングもないので、これから手術を検討されている方は、ぜひ一度考える機会を作ってみてあげてください。

もちろん、それよりも何よりも「早期に手術を受けさせる」ことが大事なので、ご希望があれば「耳カット無し」のオーダーもお受けしています。

 

そしてその耳カットを入れてもらい、元の場所でしっかりと生きていっている猫たち。

 

毎度ながら、ウエダくんの撮った写真たちです。

 

猫のいる場所に、カメラを持った猫目線の兄ちゃんがいたら、ウエダくんかもしれません。その時は、ぜひ、そっと見守ってあげてください(笑)