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2019.4の報告

4月が終われば早速夏のような暑さが始まりました。

暑い季節にTNRを進める中で何よりも気を付けたいのが、熱中症です。

今日のような日も車の中はすぐに30度越えとなります。

搬送をされる方、一晩ご自宅に置かれる方、猫さんのお顔を頻繁に確認しながら、

「暑くないかな?」「しんどそうじゃないかな?」

いつも以上に気にかけてあげてもらえたらと思います。

緊張状態の猫さんは、通常時より体温は上がりやすいです。また、キャリーケースは熱がこもりやすいです。

のらねこさんの手術室送迎車も、クーラーの効きチェック、冷風を全体に送るサーキュレーターの効きチェックを行い、これからの季節、安全・快適な送迎を行ってまいります。

さて、先月の報告です。

4月は骨折や喧嘩傷や皮膚炎など傷を負った猫さんが多かったです。

それぞれの猫さんに背景があります。語れば長くなりますが、、、

それぞれの猫さんにとって、今日がどれだけ大きい意味のある一日なのか、をスタッフはいつも考えながらお世話をしなければと思っています。

開放骨折の激痛を訴えて餌やりさんのお宅に叫びながら帰ってきた猫さん。TNR後しばらく姿を見せなかったそうで、帰ってくる前までの間、何があったのかは分かりません。

この姉妹猫さんは手術の翌日、あまりにも人馴れをしているということでウィルスチェックのご希望が入り血検をしました。

この後、依頼主さんが「ねこから目線」さんに相談され、無事にそれぞれに里親さんが見つかったそうです。

1日のはじまり。手術の準備に駆けまわる看護師さんと先生たち。

家では子育て奮闘中のお母さんたちですが、お昼間はのらねこさんの獣医さんとしてバリバリ貢献してくれています。

1匹1匹、皆に幸せな猫生をね、と祈りながら1日が流れます。

今月も頑張ろう。