寒い日々も終わりを迎え、多くの猫さんが妊娠しているシーズンに突入しました。
今年は昨年までに比べるとどうぶつ基金さんのチケットが通年発行されているためか、このシーズンのご依頼が例年に比べてとても多い感じがします。どうぶつ基金さんによると今年は多くのご寄付が集まり、例年以上に無料不妊手術チケットの発行をすることができたとのこと、このおかげで春の出産シーズン直前である12月~2月も手術を進められるという方も多いのではと思います。
このどうぶつ基金さんの仕組みっていいですよね。
必要なところに必要なお金を出したくても、なかなかピンポイントで渡すことなんてできない・・
自分では捕獲も手術もする対象の猫がいないけど、日本全国で殺処分されている猫たちの多さに胸を痛めている・・
必要なアクションの一つであるTNRがもっとすすめばいいな・・
なんて思っている方々と、第一線で捕獲や手術を進めるために動いている方々を一直線に結んでくれるチケット。
多くの方が活用されていることと思います。
さて、先月の報告です。
□■□ 2021.2月の報告 □■□
2月の手術数 729匹
内訳) 去勢手術(オス) 342匹
避妊手術(メス) 375匹
(うち妊娠 84匹、妊娠率 22%)
耳カットのみ 12匹
2月の 捕獲数 134匹
送迎件数 113件
開院から総数 34,566匹
冬に出会う、お外で暮らすさくら耳の猫さんは、まん丸フォルムの子が多いですね。
毎日ちゃんとお世話を続けてくれる人が見守ってくれている証拠。
やっと寒い冬が終わるね。
いろんなことがある世の中だけど、前だけ向いて楽しく生きていこうにニャ。