当院について


のらねこさんとの相性が良い
スタッフがたくさんいる病院
飼い主がおらず、怪我や病気が見過ごされがちだけど、専門病院があれば治療に連れていくハードルが下がる。
一般の動物病院さんでは、ノミダニや感染症の問題で見てもらえないことがある。
のらねこさんは人と一定の距離を保ちながら、安全を確保しながら暮らすもの。診察や入院管理などは慣れた獣医師やスタッフが必要。
これらの理由から、利用していただきやすい病院になれるように、
のらねこのQOLを上げるお手伝いができるように、と考えています。
TNR活動のサポート

のらねこさんのお世話をされていて、避妊・去勢手術をしたい方、たまたま通った道で怪我をしたのらねこさんを見つけて、治療してあげたいという方、「どうやって捕まえたら・・・」という時に、のらねこさん捕獲歴20年の以上の専門スタッフが捕獲に伺います。
tomahawk社、Tru catch社の小型捕獲器からドロップトラップ、猫専用の捕獲網など、様々なツールを安全に優しく使用することを心がけています。
捕獲後、安全に、なるべく怖がらせず、当院まで連れ帰り、院内スタッフへ引き継ぎます。
当院は、2015年に「のらねこさんの避妊去勢手術専門病院」としてスタートしました。当時より一貫して、手術後翌日には元の環境に戻っても安心できる手術を追求し、多い時には月に700頭のご依頼をお受けしていました。
使用する鎮静麻酔の量や、傷口のサイズ、同時にしてあげられる可能な限りの処置やケア(その猫にとっては生涯で一度きりの診療の機会になるかもしれないからです)に、獣医師・看護師ともこだわりを持ち続けています。


手術翌日には、朝一で各ねこさんのバイタリティをチェックした後、ご飯をあげてリターンの時間まで病院で様子をみます。
リターン時のねこさん達にとっては、元の場所に戻ってきた嬉しさ、いつもと違う経験をしたことでの興奮からケージから走り出すことも多いので、細心の注意を払って対応してあげてください。
①ベランダなど高いところで放さない(飛び降りてしまう可能性もあり) ②車の往来のない場所・タイミングで放す ③当然のことですが、必ず捕まえた場所でリターンしてあげてください。離れた場所でのリターンは、元の場所に戻ろうと交通事故に遭ったりしますし、何より、動物遺棄にあたります。
スタッフ紹介


- 笑顔になれるもの全部
- お預かり中の猫さんにできる限りストレスを与えないように心掛けています
- 小さな努力の積み重ねが必ず報われること

- 空と海と大地と音
- 猫さんを怖がらせない
- 猫さんと猫さんのまわりにいる人たちが笑顔になること

- 猫のゴロゴロ、チョコ、コーヒー
- 安全第一。真心こめて。
- TNRのお手伝いを通して、動物に優しい社会になってきたことを実感できること。命を大切にし、猫と人が自然に暮らしている環境は心温まります。世の中が命を尊ぶ優しい社会になりますように

- ひとり息子
- 丁寧かつ傷の小さな手術
- 依頼主さまの力になれること

- 日向ぼっこした猫のにおいをかぐこと
- 事故のないように注意を払い、チーム医療の一員として自覚をもって仕事をする
- 働くことが社会貢献につながり、人との出会いや仕事を通じて自分が成長できる

- 皆で食べる食事
- 一緒に働く人が気持ちよく働けているか周りをよく見ること
- 獣医師という資格をいかして、猫さんと人間のより良い関係を作るお手伝いができるところ

- 平和
- 速く美しく安全に。
手術したネコが幸せになるように - 猫と人との共存に少しでも貢献出来ること

- 甘いものとコーヒー
- 命を預かる仕事なので、常に慎重であることを心がけています
- 手術した子たちが幸せに長生きしてくれること

- 温泉
- 誠実でいること
- 自分にできることをやるだけです

- ねこ!
- 一期一会を大切に
- のらねこさんたちの大切な機会に携われること

- ごはんとお味噌汁
- よく確認すること
- 個性豊かな猫たちと出会えること

- 動物が幸せそうにしている姿
- 自分のとる行動がその猫さんや周りの人々のためになっているかどうか、常に意識すること
- 人知れず苦しんで亡くなる子、殺処分されていく子の数を着実に減らせること

- 飼い猫のぐりとぐらとくるりくら
- 思いやりの心をもつこと
- たくさんの猫ちゃんに出会えること

- 家で飼ってる猫たち
- 一つ一つ丁寧に仕事すること
- 猫の役に立てること

- 娘と猫
- 猫と人の気持ちを考えること
- 猫達の幸せに繋がること

- 想い合う心
- 確認
- 猫ちゃんとお客様の笑顔
院内設備


ご自宅では治療ためでものらねこさんの一時保護が難しい場合など、当院で入院治療預りが可能です。普段から人との距離が近かった子、遠い子など、その子にあった環境・接し方を考えケアに当たります。


のらねこさんにも可能な限りのことをしたいと、診察に注力するようになり導入したポータブルエコーです。

のらねこさんの来院理由には、交通事故などでの骨折など外傷を負ってることが多いので必須の設備です。

次亜塩素酸入りのケージ等消毒プールです。ここで一定時間消毒し、その後しっかりと洗ってから次の猫さんに使います。

当然ですが、器具やドレープなどは必ず滅菌します。毎日フル稼働で、もはや何代目か不明な滅菌器です。

開院当初は1台だったオペ台、今は3台で同時進行可能です。ねこさん達には、スタッフ手作りのあったかいクッションの上で手術を受けてもらいます。

ご飯を食べない、元気がない、その裏には大変な病気が隠れているかもしれません。飼い猫と違い、過去の経緯が何も分からないのらねこさんだからこそ、まず血液検査で治療方針を探ります。