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2020.1の報告

2020年、最初の月は666匹の猫たちの手術となりました。

妊娠している子も少しずつ出てきました。

1月は12匹が妊娠、堕胎手術となり、これをパーセンテージで見ると4%。

これが、毎年の傾向から予想すると、2月は30%、3月は60%、4月は50%ほどとなります。

50%といえば、2匹に1匹が妊娠、堕胎手術となっている状況です。

このシーズン、妊娠後期になってから手術を急がれることもありますが、母猫への負担はとても大きいです。

少しでも、少しでも早めに手術をしてあげてもらえたらと思います。

1月は捕獲のご依頼がとても多く、254匹の捕獲となりました。

捕獲依頼ってどんな感じで入るのか?

パターンとして多いものをあげてみます。

●家のお庭に住んでいる猫家族の捕獲依頼(餌をあげている家主さんからの依頼)

●出勤途中に通る道筋で毎日出会う猫コロニーの捕獲依頼(餌をあげている方からの依頼や周辺の住人からの依頼)

●町内会で一斉にTNR依頼、自治会長さんからの依頼 (特に尼崎市、堺市で多いです)

●室内で飼っているが、野良上がりなので捕まえられない猫の室内捕獲依頼(飼主さんからの依頼)

1月は1度に10匹~15匹の多頭捕獲依頼が多かったですね。

そして、手術時のワクチン接種も過去最高で、287匹の猫さんにご依頼がありました。

生涯に1度でも3種ワクチンを打ってもらっている猫さんは幸せだと思います。

2月からは毎日、妊娠の子と向き合う月。

目の前ばかり見ていると気がめいってしまいますが、その先のその先も見て、頑張っていこー^^

 

□■□ 2020.1月の報告 □■□   

1月の手術数 666匹   

内訳)   去勢手術(オス) 324匹   

     避妊手術(メス) 332匹   

     (うち妊娠 12匹、妊娠率 4%)      

     耳カットのみ  10匹

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開院から総数  25,649匹

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1月の 捕獲数  254匹   

   送迎件数 141件

 

1月には、のらねこさんの先生たちが5名とも集まり、それぞれの手技を確認する機会も設けました。

のらねこさん達により良い医療を、より優しい気持ちを、そんな確認式でした。

 

ママさん獣医さん達↑

 

先生たちは真剣ですが、隣のお部屋では先生の子供たちがきゃっきゃ(笑)

 

 

今日は先生が看護士さんの任務までこなしてくれます。

のらねこさんが、お外でもちゃんと生きていける世界が理想。

そのためには、のらねこさんがちゃんとした医療にかかれる病院の存在が必要、そんな病院になることを目指していきます。